埼玉県長瀞町で、なんと新築3LDKのマイホームを約560万円で建てた人物として注目を集めているのが、写真家・ライターの阪口克さんです。大工経験がほとんどない状態からスタートし、約6年もの歳月をかけてセルフビルドを実現しました。
今回は、阪口克さんのプロフィールやセルフビルド住宅の詳細、560万円という驚きの建築費を実現できた理由について詳しく解説します。
阪口克さんとは?
阪口克さんは、旅やアウトドア、田舎暮らしなどをテーマに活動する写真家・ライターです。奈良県出身で、広告写真スタジオ勤務を経てフリーランスとして独立。オーストラリア大陸を自転車で約1万2,000km旅した経験も持っています。
また、移住や田舎暮らしを取材する中でDIYやセルフビルドに興味を持ち、「いつか自分の家を自分で建てたい」という夢を抱くようになりました。
なぜ自分で家を建てようと思ったのか?
阪口さんがセルフビルドに目覚めたきっかけは、ログハウスづくりに関する書籍との出会いでした。
本を読んだことで、
「家を買うのではなく、自分の手で建てることはできないだろうか」
という思いが強くなったそうです。
しかし当時の阪口さんは大工ではなく、DIY経験もほとんどありませんでした。それでも夢を諦めず、一から家づくりを学び始めます。
長瀞町で288坪の土地を購入
マイホーム計画の第一歩として、阪口さんは埼玉県秩父郡長瀞町に約288坪の土地を購入しました。土地価格は約1,200万円だったとされています。
長瀞を選んだ理由には、
- 自然が豊か
- 都心からアクセスしやすい
- 広い土地が確保できる
といった条件があったそうです。
新築3LDKを560万円で建築
阪口さんが建てた住宅の概要は次の通りです。
住宅概要
- 所在地:埼玉県長瀞町
- 間取り:3LDK
- 建築方法:セルフビルド
- 建築期間:約6年
- 建物工事費:約560万円
- 敷地面積:約288坪
ここで注意したいのは、560万円は建物の工事費であり土地代は含まれていない点です。
なぜ560万円で建てられたのか?
最大の理由は、住宅会社にすべてを依頼せず、できる作業を自分で行ったことです。
一般的な注文住宅では、
- 大工の人件費
- 現場監督費
- 施工管理費
- 利益
などが建築費に含まれています。
一方で阪口さんは、
- 材料調達
- 木材加工
- 壁施工
- 床施工
- 内装工事
など多くの工程を自ら担当しました。
その結果、建築費を大幅に抑えることができたのです。
すべてをDIYしたわけではない
ただし、完全に一人で建てたわけではありません。
住宅の安全性に関わる部分については、
- 基礎工事
- 電気工事
- 水道設備
- 建築確認申請
など専門業者や建築士の協力を受けています。
「自分でできる部分は自分で、専門的な部分はプロに依頼する」という現実的なスタイルが成功の秘訣でした。
完成までに6年かかった壮大なプロジェクト
セルフビルド最大の特徴は、時間がかかることです。
阪口さんの場合、仕事をしながら家づくりを進めていたため、資金ができたら材料を購入し、休日や空き時間を利用して少しずつ建設を進めました。
さらに建築途中には、
- 強風で断熱材が飛ぶ
- 配管工事のやり直し
- 大雪による被害
など数々のトラブルにも見舞われたそうです。
それでも諦めず、約6年をかけて念願のマイホームを完成させました。
著書『家をセルフでビルドしたい』も話題
阪口さんは、自身の家づくり体験をまとめた
『家をセルフでビルドしたい 大工経験ゼロの俺が3LDK夢のマイホームを6年かけて建てた話』
を出版しています。
この本では、
- 土地探し
- 設計
- 資材調達
- 建築作業
- 家づくりの失敗談
などがリアルに描かれており、DIY好きや田舎暮らしを目指す人から高い支持を集めています。
まとめ
埼玉県長瀞町で新築3LDKを約560万円で建てた阪口克さんは、写真家・ライターとして活動する一方で、セルフビルドによって理想のマイホームを実現した人物です。
大工経験ほぼゼロから挑戦し、土地探しから設計、建築までを学びながら約6年かけて完成させた住まいは、多くの人に「家づくりの新しい可能性」を示しました。
住宅価格の高騰が続く現在、阪口さんの挑戦は「自分の手で暮らしをつくる」という生き方そのものとして、多くの注目を集めています。


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